どんな資格?

環境計量士とは、
水質や大気の汚染濃度、騒音等の計量に関する専門知識や技術を証明する経済産業大臣認定の国家資格。資格は、水質・土壌・大気の汚染濃度を測定分析する
濃度関係と、騒音などの測定分析をする騒音・振動関係の2種類がある。

環境計量士試験は例年3月に実施され、受験資格には特に制限がない。国家試験を受験しない場合は、独立行政法人 産業技術総合研究所の課程を修了すれば資格取得となる。試験は筆記試験によって行われ、年々内容が高度化しているため、
難易度の高い国家試験として認知されている。

受験資格 全くありません。誰でも受験できます。たとえ赤ん坊でもOKです(笑)
実施機関 経済産業省です。HP
願書は? 各経済産業局へ請求し、郵送にて受け取ります。また、願書の提出も同様に行います。

詳しくはこちら→HP
取得後のメリット ・計量士の試験を合格した場合、他の区分の計量士試験で2教科免除になります。
 ただし、国家資格で合格した人のみで、教習所に行き計 量士になった方は免除になりません。
 その証拠(?)に願書の合格証書の写しを添付することになっているのです。


受験日程 毎年3月の第一日曜日です。
合否発表 例年では5月末に経済産業省のHPと官報で発表となります。
試験科目  1.  環境計量基礎知識
 2.  化学分析概論・濃度測定
 3.  計量管理概論
 4.  法規
受験料 収入印紙で8500円です。
受験地 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇で行います。
登録するには 環境計量士に登録するためには以下の2つの方法がある。
@計量に関する実務経験が1年以上必要

A未経験者は産業技術総合研究所で行われる講習に参加
参考書
環境計量士への近道(上)
日本環境測定分析協会
4,600円
環境計量士への近道(下)
日本環境測定分析協会
4,600円
よくわかる!環境計量士試験(濃度関係)
3,600円

絶対に購入すべきもの!!
「環境計量士国家試験問題の正解と解説」
傾向分析や問題慣れするために過去三年間の過去問は必ずやりましょう!