どんな資格? 一般計量士とは、
経済産業省が主催・認定する国家資格である計量士の一種。計量士には、ほかに
環境計量士(濃度関係)環境計量士(騒音・振動関係)がある。

環境計量士が濃度、騒音・振動を専門とするのに対し、一般計量士は、質量、長さ、体積などの計量を専門とする。具体的には、工場となどの設備・機械の計量や計量器の点検・管理などが一般計量士の業務だ。
計量士となるには、例年3月に各地の経済産業局が実施する国家試験に合格するほかに、計量研修センターの課程を修了し、実務経験などを加味した審査を経て、認定を受ける方法があります。
受験資格 全くありません。誰でも受験できます。たとえ赤ん坊でもOKです(笑)
実施機関 経済産業省です。HP
願書は? 各経済産業局へ請求し、郵送にて受け取ります。また、願書の提出も同様に行います。

詳しくはこちら→
HP
取得後のメリット ・計量士の試験を合格した場合、他の区分の計量士試験で2教科免除になります。
 ただし、国家資格で合格した人のみで、教習所に行き計 量士になった方は免除になりません。
 その証拠(?)に願書の合格証書の写しを添付することになっているのです。
受験日程 毎年3月の第一日曜日です。
合否発表 例年では5月末に経済産業省のHPと官報で発表となります。
試験科目  1.  計量基礎知識
 2.  計量器概論、質量計量
 3.  計量管理概論
 4.  法規
受験料 収入印紙で8500円です。
受験地 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇で行います。
合格したら 一般計量士登録するためには計量に関する実務経験が1年必要です。

どのようなものが計量に関する実務経験になるかは、計量法施行規則第51条第3項に規定されていて次のようになっています。
(1) 特定計量器の定期検査、検定又は計量証明検査業務
(2) 基準器検査の業務
(3) 計量に関する取締りの業務
(4) 計量管理の業務又は計量管理に関する指導の業務
(5) 計量器の製造又は修理に関する技術者としての業務
参考書